長野より〜ベビーマッサージと双子母便り〜

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さてさて・・・産後早期のお母さんの身体の変化シリーズ（勝手にシリーズ化してますがね・・・）、今日は子宮の戻りについて。

出産間際にはおへそを通り越して胸の下あたりまで大きくなっている子宮。

妊娠してないときにはおなかの上からふれることができないのに、妊娠末期にはそれだけ大きくなってるんです。

赤ちゃんが入っているんだから当たり前だけど・・・その成長率っていったらすごいと思いません？？

子宮ってそんなにのびるんだ～～なんて関心してしまいます


産後すぐにはおへその下、指２本分くらいまで収縮します。

その後、一時的には少し大きくなったりもしますが、４日目にはおへそと恥骨のちょうど真ん中あたりまで、６日目には恥骨から指１本分上、さらに１１日目にはおなかからはまったくふれなくなるまで収縮します。

産後、検温のときにスタッフがおなかを触ってきちんと収縮しているか確認してくれると思います。

正常に経過していれば子宮は硬くなっているのでおなかの上からさわって、あ、ここが子宮だ！って分かると思います。

なかなか子宮を感じる機会もないので、いい機会ですからさわってみることもオススメします♪

１０ヶ月、赤ちゃんと自分を守ってくれていた子宮に感謝の意味もこめて子宮を手で感じてみてください。


はてさて・・・子宮の戻りが悪いときはどんな理由があるの？ってことですが。

お母さんの身体が疲れていたり、お産が長引いたり、赤ちゃんが大きい、あるいは双子ちゃん以上の出産だったり・・・と様々ありますが、もっとも多く、また処置が必要となってくるのが胎盤やあかちゃんを包んでいた膜の一部が子宮内に残っていたとき。

これは子宮の中に残っていると出血を引き起こしてしまうので、処置して子宮内から取り出さなくてはならなくなります。


では、子宮の戻りを良くするためにはどうしたらいいのか。

赤ちゃんに母乳をあげていると子宮を収縮させるホルモンが分泌されるので、授乳しているとつ～んと懐かしい（？？）生理痛のような鈍痛を感じると思います。

これが後陣痛、子宮が元に戻ろうとするために感じる痛みです。

子宮の戻りには母乳の授乳が非常に効果的に働きます。

この後陣痛は産後２～３日目に強く感じる事が多いみたいです。

そして初産婦さんより経産婦さんのほうが痛みが強い！

初産のときには後陣痛でつらい思いをしなかった人も２人目、３人目のときにはひどく痛むこともあります。

中には夜も眠れないくらい痛む人も・・・。

眠れないくらい痛むときにはどうぞ産院のスタッフに相談してみてくださいね。




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